第14回産学連携講座の再録 / 2008年08月25日
「創造する音楽の前線」
日時:平成20年7月31日(木) 18:30~20:00 (限定70名)
場所:札幌市立大学サテライトキャンパス(ニッセイビル5階)
第1部 「エレクトロニカの革新 ~SUTEKH from San Francisco~ 」
シンセサイザー、コンピュータ、サンプラー、MIDIなど電子楽器の登場によって、現代の音楽を創造する環境は大きな変化を遂げた。そして今、デジタル音楽の前線に、もうひとつ革新的な楽器としてヤマハの「TENORION」が登場した。
第1部の特別レクチャーでは、「TENORION」を用いたパフォーマンスで、更に新たな音楽地平を切り開く音楽アーティストのスーテック氏をゲストに招き、デジタルサンプリング技術のこの10年間の発展を振り返りながら、自らの音楽創造、そして最新の音楽インターフェース「TENORI-ON」の面白さを語っていただいた。そして、札幌の音楽アーティスト大黒さんが街角でサンプリングした「札幌の音」との即興セッション&デモンストレーションを行った。
TENORI-ON
TENORI-ONはメディアアーティストの岩井俊雄氏とヤマハのコラボレーションによって生まれた電子楽器。16×16個のLEDボタンを操作して(実際には操作方法および発音/発光のしかたが異なる演奏モードと呼ばれるソフトウェアプログラムを操作)、音楽の知識がなくても視覚的・直感的に作曲/演奏ができる。複数の演奏モードを同時に駆使し、音を重ね合わせて鳴らし豊かな音楽を表現する。
Sutekh (スーテック)さん
Sutekh(スーテック)氏はサンフランシスコを拠点として活動する音楽アーティスト。コンピュータ、サンプラー、シンセサイザー、アコースティック楽器を、精密、かつ荒々しく使うことによって革新的なサウンドを生みだし、多くのファンに支持されている。これまでに、イギリスのSoul Jazz(ソウル・ジャズ)やLeaf(リーフ)、ドイツのForce Inc./Mille Plateaux(フォース・インク/ミル・プラトー)、アメリカの Orthlorng Musorkなど、名門エレクトロニック・ミュージックのレーベルから、ヴァラエティに富んだ作品をリリースし続けている。99年には自らContext Free Media と、そのレコード・レーベルであるContextを設立した。世界中の音楽フェスティバル、クラブ、美術館などでライヴを重ね、音楽でもアートでもない新たなメディア表現を追及する。



